【予備校選び】集団授業と個別授業のメリット・デメリット。太宰府メディカルの特徴

こんにちは、福岡の医学部受験予備校で英語講師をしている小手川です。

予備校をお選びになる場合、色んな条件を考慮されるでしょうが、最も大きな条件の一つに集団か個別かということがあるのではないでしょうか？

本記事では、集団授業と個別指導のメリット・デメリットや、太宰府メディカル（完全個別指導コース）の特徴についてお伝えいたします。

「集団」と「個別」のジレンマ

それぞれに一長一短がありますが、料金と教育効果の二つの面で著しい違いあります。

料金では、単純に集団に軍配が上がります。複数の生徒が一人の講師の人件費を分担するわけですから当然です。

医学部専門の予備校やコースの場合、完全個別は集団の2～4倍の授業料です。寮費など授業料以外の費用を加えると一千万円に達する場合も珍しくありません。

しかし、医学部に合格し将来医師という社会的にも経済的に報いの大きい職業に就くことを考えると、必ずしも高いとは言えないかもしれません。

そこで、選択の条件としては、いかほどの教育効果を期待できるかということになってきます。

これは料金のように単純に片方に軍配を上げることはできません。

一長一短があるし、個人の向き不向きという側面もあります。

教育効果　「集団」Vs「個別」

集団の期待できるメリットは、集団の中で互いに競い合い、周りから良い刺激を受け続けることで、モチベーションを保ちやすいということがあります。いわゆる「切磋琢磨」という教育効果です。

能力別にクラスが編成される場合は、クラス内の競争やクラス昇級（または降級）などによって、その効果はさらに高められることになるでしょう。

デメリットは、あらかじめ定められている進度に（スランプや病気で）ついていくのが大変になったり、逆に物足りなさを感じても、個人に合わせることはできませんので、なんとかやりくりしていくしか仕方がありません。

一方、個別は、集団のメリットがデメリットになり、デメリットがメリットになるわけです。すなわち、病気やスランプなど途中で何が起ころうと、その個人に進度を合わせられることが長所で、切磋琢磨を得にくいところが短所になります。

デメリットへの対策

しかし、予備校を運営する側としては、それぞれのデメリットは百も承知のことで、なんとかそれらを克服しようとあれこれ工夫が施されているのも事実です。

入学を考慮されている予備校があれば、そのようなデメリットにどのように対処しようとしているかをお尋ねになることをお勧めします。

ということで、ここからは本校（大宰府メディカル）の宣伝になりますが、私たちが完全個別のデメリット「切磋琢磨を得にくい」にどのように対処しようとしているかをご紹介したいと思います。

究極のハイブリッド

手短に言うと「完全個別」を謳っているにもかかわらず、「個別」と「集団」のハイブリッドを目指しているところにあります。

本校の母体である、太宰府アカデミーは集団（少人数）授業を運営している予備校ですが、建物が隣接しており、いろいろな面で協力したり、一体的な運営が図られています。

その関係を最大限に活かして、集団のメリットである「切磋琢磨」を個別コースに取り入れる工夫がなされているのです。

誤解のないようにおことわりしなければならないのは、主要科目（英語・数学・理科）の授業はすべて完全個別だということです。

小論文や面接対策、国公立志望の場合の国語や社会については集団受業を希望することもできますし、個別で受けることもできます。

また、授業以外の取り組み、例えば、夜間（19時～23時）の合同自習や質問対応は、少人数コースの生徒たちと机を並べて一年間頑張ります。

少人数コースでは朝・夕・夜の三回の点呼を毎日実施していますが、完全個別コースの生徒も、同じ大教室で点呼を受けます。

朝点呼時に実施される朝テスト（曜日ごとに科目を設定）も一緒に受けます。

さらに夜点呼時に行っている英単語の音読練習にも参加し、メリハリのある一日をともに締めくくります。

同じ釜の飯

寮は、内寮（教室と同じ建物）と外寮（教室から徒歩1分）がありますが、少人数コースの生徒とともに希望によって部屋が割り振られます。

さらに、本校の一番の売りは、同じ食堂で、同じメインディッシュを食べるところです。

規則正しい「食生活」は人間生活の基本ですが、受験生活にとっても基盤だと言えるほど重要なものだと考えます。

私たちの提供するメニューは、プロの栄養士・調理師による健康食であるばかりでなく、味も保証付きです。

文字通り「同じ釜の飯」で培われた健康力と切磋琢磨を産みだすチーム力で医学部合格という最高の栄冠をつかみ取りましょう！